DIARY

Life is really simple, but we insist on making it complicated.

桜、紅葉、猿、遭難

今朝、御堂筋線に乗った。ホームで電車を待っている時、次に来るのは千中(千里中央)行きかな?途中の新大阪止まりかな?と案内を見たら「箕面萱野」と表示されていた。

そうだ、そう言えば御堂筋線箕面まで延びたんだっけ。

用事はないけどこのまま新駅まで乗って行ってみたいな…と思ったものの、これから得意先へ行かねばならず断念する。ちょっと残念。

来た電車が、思いきり箕面を宣伝するラッピングカーだった。おそらく箕面公園の満開の桜と紅葉だろう…で彩られた電車。とてもカラフル。御堂筋線一本で行けるんだから、箕面に行ってみるか!って思う人たちは多いのだろうか。

北摂で小、中学時代を過ごした私にとっては、箕面の一番の思い出と言えば「猿」だ。箕面の猿は凶暴、人間をなめていると有名で、我が家の車のワイパーがへし折られたり、遠足で同級生のお弁当が奪われたり、山から猿が脱走するたびに集団下校させられたり…正直言ってあまり良い印象はない。

そう言えば、箕面でタクシーに乗っている時、運転手のおっちゃんが「ここ、西川きよしの家やで」と教えてくれたことがある。立派なお宅だった。でも、その時何故タクシーに乗っていたかと言うと、箕面公園に滝を見に行った時、母のちょっとした冒険心で山を散策することになり、まぁまぁ深刻な迷子になってしまったから。

迷子と言うより、ほぼ遭難だった。かなりの軽装で、食料や水分など何も持たず、山の中を歩き続け、ようやく舗装された、でも歩道がほぼない山道に出ても、方向も分からないままひたすら歩き続け、我々母娘と一緒に行った友人母娘は、無事に帰れるのだろうか?と皆不安になり半泣きになった。あの時タクシーが通りかからなかったら…と思うと恐ろしい。

山をなめたらあかん…箕面から教わった教訓です。