DIARY

Life is really simple, but we insist on making it complicated.

年季

仲の良い一年後輩が、どんどん出世していつのまにか随分偉くなった。若手の頃から仕事に対してストイックで、頭も良く、当時から「あいつは出世する」と言われてた通りになった。

その彼が、今日フラリと私の席に来た。今まではそんなことなかったのに。偉くなりすぎて暇なのか、思うところがあるのか、気晴らしをしたくなったのか…

たまたま周りにいた人たちも一緒に、ワイワイと他愛もない話をして笑って、そして「また来るわ」とか言って戻っていった。本当に、また来そうだなって思った。いつでもどうぞ、なんだけど。

 

それにしても…しばらく挨拶程度だった彼を久しぶりにまじまじと見て、こんなにおじさんだったっけ?さすがの彼も随分老けたなぁ…と思った。それはイコール、同じだけ自分も老けてるってことなんだけど。

フォローするつもりはないけれど、彼はおじさんにはなったけど、良い「歳のとりかた」だと思う。若い頃の必要以上のギラギラ感みたいなものはなくなり、良い意味で丸くなった気がする。

自分もそのように歳をとっているだろうか?